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2026年新商品タイルの傾向

  • ascalinformation
  • 7月31日
  • 読了時間: 5分

今年は6〜7月(例年より少し遅めの時期)に、タイルメーカーの新商品展示会がいくつか開催されました。


昨年と同じ、

・名古屋モザイク工業株式会社

・株式会社平田タイル

・株式会社ダイナワン


上記3社の展示会から、共通して見られた傾向やタイルのトレンドを3つ、ピックアップしたいと思います。


★昨年2025年の新商品トレンド傾向をおさらいをしたい方はこちら




1. ウォームな色味の流入


グレー基調のラインナップが主流だった数年前に比べ、今年はかなり温かい色味がラインナップに増加・メインになってきた印象でした。

具体的にはイエロー系のベージュ、ウォームなグレージュ、ブラウングレーなどです。



ダイナワン「Boost Vision」
ダイナワン「Boost Vision」

例えばこの商品は右から順に、白、ライトグレー、グレーの他に

ウォーム系のベージュ、グレージュを揃えています。



ダイナワン「Suite STONE」
ダイナワン「Suite STONE」

ラインナップ全体がクール系ではなくあたたかみのあるホワイト〜グレー。



名古屋モザイク「ネスティングルーム」
名古屋モザイク「ネスティングルーム」

粒感もありブラウン〜オレンジみを感じる色味。 (下段のような色味、なんと呼べば良いか迷います。グレーにしてはブラウンっぽく、ブラウンにしてはグレーっぽい、最近よく見かけるカラーです。)



またこちらは9色のラインナップですが、


ダイナワン「CODE」
ダイナワン「CODE」

↑その内4枚、このあたりはよく見るベース色らしい色。



↑そこにブラウン系2色が入ってくるのはかなり新鮮でした。

中間色〜やや濃色のブラウン系、しかもマットな質感が今らしいと感じました。



屋外床用の新商品カラーラインナップにもやや変化が。



平田タイルではクール系のグレーがほぼ展示されていませんでした。

屋外はコンクリートの色味にも近いニュートラル〜寒色寄りのグレーが今はメインな気がしていますが、だんだんとそれも変わってくるでしょうか。


またテラコッタを現代風にアレンジしたというこちらの商品。


名古屋モザイク「センシテッレ」 様々な形状とサイズ展開あり。
名古屋モザイク「センシテッレ」 様々な形状とサイズ展開あり。

昨年トレンドだったテラコッタカラーの流れから、土や大地を想起させる色=ブラウンに需要とバリエーションが生まれて、こっくりした色味もさらに広がったような。



こちらもこっくりカラーの単色タイル。


平田タイル「Eclat」 オリーブ系3色と、ブラウン系3色のタイル。
平田タイル「Eclat」 オリーブ系3色と、ブラウン系3色のタイル。

グリーンもウォーム傾向→オリーブ系の色味がトレンドのようです。



また、ウォームという枠ではないかもしれませんが、海外のカラートレンドの影響も手伝って今年はバーガンディのような、赤系の石や新商品もいくつか見られました。


ダイナワン「ARDOME」
ダイナワン「ARDOME」

レッドトラバーチン。かなりインパクトある大判タイル。



平田タイル「Grow」「Poeta」
平田タイル「Grow」「Poeta」

ヴェネチアンテラゾーと、隣はファブリック系のタイル。

アクセントらしくパッと目を引く色味です。





2. 石柄×エンボス造形


今年の展示会で、バリエーションが増えたなと感じたのが「石柄」「フラット&切削エンボス」のラインナップのあるデザインです。


名古屋モザイク「トリニティマーブル」
名古屋モザイク「トリニティマーブル」
ダイナワン「PAVE WALL」
ダイナワン「PAVE WALL」

王道の大理石や、大胆な天然石調×ライン。


ダイナワン「ODA」
ダイナワン「ODA」
名古屋モザイク「サンドエッセンス」
名古屋モザイク「サンドエッセンス」

粒感を感じる石目や、サラッとした石灰石モチーフ(こちらはブラウン系もあり今っぽいカラー)


以前からこのような構成の商品はありますが、近年の海外トレンド「細かなライン・エンボス造形」を取り入れた商品なのだろうと思います。石の種類も大理石以外が出てきて、少し増えた感覚。

同色同柄ながら表面仕上げの差で、変化とまとまり両方を感じられる面づくりが可能です。




3. クラシカルな幾何柄


昨年、幾何柄は曲線と直線をMIXしたレトロな雰囲気のものが多かったのですが、今年はそれがやや発展してレトロ感に格式高い雰囲気が加わったクラシカルなデザインに寄ってきたように感じました。


名古屋モザイク「オプスセクティーレ」「ネスティングルーム」
名古屋モザイク「オプスセクティーレ」「ネスティングルーム」

大理石の張り合わせが華やか。

右の曲線デザインも、幾何柄とは言えないかもしれませんがゴージャスです。



ダイナワン「Classica」新色追加
ダイナワン「Classica」新色追加

様々な色を組み合わせて構成できる大理石。色によって印象がガラッと変わりますが、カラーラインナップは今っぽいというより昔からある伝統的な印象の色を揃えた感じ。



平田タイル「Quadrille」
平田タイル「Quadrille」

レトロな可愛さとシャープさが絶妙な塩梅。ダイヤパターンでクラシカルな要素も感じられます。



平田タイル「CHICCO」
平田タイル「CHICCO」

テラゾー柄の幾何構成は今までになく、遊び心が新しい感覚。



平田タイル「Dice」
平田タイル「Dice」

こちらは本石を使ったモザイク。

ベージュ系の石モザイクは意外と今までなかった、とメーカースタッフさん談。 ウォームな色味がここでも入ってきています。


こうしてみると伝統的な/昔からあるデザイン・素材・色味に、モダンなエッセンスを加えたような(人によっては少し古く感じるような)デザインが増えたように思います。

どこか懐かしく、モダンすぎもしないバランス感でしょうか。



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以上、3社のタイルメーカー新商品展示会にて、共通するトピックスでした。


ここに記載したもの以外にも、大判サイズがやはりメインで展示されているのは例年の通りで、様々な色柄が出ています。


また石種もトレンドがあるようなのと、

素材やモチーフに関わらずタイル全般に言えるのは

「ベース使い=他を引き立たせる柄」

「アクセント使い=空間の主役になる柄」

の2極化傾向が顕著になっているように感じました。


今後もトレンドをデザインに取り入れるのが早い素材として、タイルの新商品や動向には注目してまいります。それではまた、次回のご報告をお楽しみに。















 
 
 

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